小学生の算数では、《割合》《比》が鬼門となっているようです。
文部科学省が実施した全国学力テストでも極端に正解率が低いのです。
では、なぜ?でしょうか。
この単元では、算数の力だけでは無く、語彙(ごい)を含めた理解力を
必要とするからです。
この単元で出てくる新しい言葉には『原価』『利益』『定価』『倍』『割』『%』など
一度にたくさん出てきます。
さらに、割合や比でのつまずきは中学生になっても影響します。
数学だけでなく、生物や化学などの理系科目にもおよびます。
理解を深めるには、問題量をこなすのが一番。
図形問題のようにセンスだけでは解けないのです。