ロボット組立のご案内
日々面白いロボットが生まれ、そしてその実用化が近づいてきています。
「ロボット組立」では、子どもたちの知的好奇心をきっかけに、自分の手でロボットを作ってもらいます。
組み立てを楽しみ、動かして、その仕組みに興味を持ち、そして自分で工夫する、という一連の授業を通じ、子どもたちは知らず知らずのうちに論理的思考力や空間認識能力を身につけていきます。そして、ロボットへの興味が、算数・理科の学習へとつながっていくのです。子どものときにしか育めない能力があります。子どもは皆ロボットが好き。この「好き」を是非活かしてあげてください。
子どもたちを「理科好き」にする授業構成
テキスト見て、試行錯誤をしながらロボットを作りあげます。完成した時の感動や動いた時の驚きが、子どもたちの理科や算数への興味を引き出します。
ロボットの動きを生み出す構造を、テキストを通じて学びます。もっと早く走らせるには?
もっと違う動きをさせるには?など工夫を重ねながら自由にロボットを改造します。
指導方針
- ロボット教室では、感動と驚きを提供します。
- ロボット製作を通じて、子どもたちは自分が想像した結果と違う動き方をするギアやパーツを見て感動と驚きを体験します。
- それを繰り返すうちに、色々な動き方を知りたくなり組み合わせを工夫するようになります。
- 自主的に考え、自分の力でさまざまな組み合わせを発見することによって、感動と驚きから学びの楽しさを知り、自然に理科が得意科目になっていくのです。
ロボット組立は、発想力や問題解決能力を引き出し育てます。
個性を育てる、正解のない学びです
テキスト通りにロボットを作ったらそこで終わり、ではありません。自分のアイデアをプラスして、さらに進化させるアプローチで、試行錯誤し、ロボット作りへの理解を深めます。子どもの作り出すカタチに正解はありません。別の言い方をすればすべてが正解でもあります。「もっと面白いロボットにしよう」と考える過程で子どものクリエイティブな発想や問題解決力が育まれ、個性が引き出されていきます。
好きだから積極的にトライします
大好きなロボットを「もっとこうしたい」「どうしたらうまく動くんだろう」と考えて、チャレンジすることは、刺激的で、終わりのない「学び」へつながります。好きなことだから常に能動的な姿勢があり、そこから知的好奇心が湧いてきます。子どもたち自身が学ぶことの面白さや、新しい世界に挑戦する楽しさを実感でき、そして思いをカタチにしたときには、大きな達成感が得られます。
創造意欲を刺激し伸ばします
ロボット教室で最初に使用するオリジナルキットは、数十種類のブロックとモーター、歯車など動力のパーツのみ。シンプルなキットからアイデアによって驚くほど精巧な動きや構造をもったオリジナリティあふれるロボットが生まれます。その奥深さが創造力、創作意欲をかきたてます。その意欲を伸ばしていくため、学ぶコースをステップアップできるようになっています。
「仲間」が様々な能力を育てます
たとえ年齢が違っても、通う学校が違っても、ロボットという同じ「好き」なものを共有する仲間同士は、すぐに仲良しになります。同じ仕組みのロボットからまったく違うロボットへ進化させるなかで、子どもたちは個性を尊重し合い、ともに高めていく経験をします。自分が作ったものへ共感してもらうことで自信がつき、コミュニケーション能力や意見交換したりする協働の姿勢を学ぶことができます。
コースの特徴
スタートアップ講座
モーターのしくみやギアの組み方など、具体的な知識を学びます。
ベーシックコース
写真付きの丁寧なテキストをヒントに、ロボットを作る為の、様々なパーツの組み合わせ方を学んでいきます。自分の力でロボットを完成させ、ロボットが動く喜びを体感します。
ミドルコース
パーツの特徴を理解し、ベーシックコースよりも少ないヒントでロボット制作に挑戦していきます。
アドバンスコース
ミドルコース修了生のみが受講できるコースです。
より本格的なロボット制作を学びます。